こんにちは管理人の遠藤です。(@owner_shopendo)
近年、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、花粉症などのアレルギーを持つ赤ちゃんが増加しているということを耳にします。
私が普段お預かりしているお子様もアトピー性皮膚炎であったり、食物アレルギーの子どもたちがとても増えてきています。10年前に比べるとクラスの半分くらいの子ども達に何らかのアレルギーがあります。
赤ちゃんがアレルギーで皮膚をかゆがっている姿は痛々しいものですよね。
そのまま放置しておけば悪化して成長と共に長い期間アレルギーのかゆみに悩まされる結果になります。
大人が30代でアレルギーに悩まされ始めるのと、赤ちゃんの頃にアレルギーが起こりその後、一生かゆみに悩まされるのとでは苦痛の期間は雲泥の差。
かゆみには、ストレスも伴います。可愛い我が子が幼いころから長い期間、苦痛に悩まされ、ストレスがたまってしまう、そんな状態は親としても耐え難い事でしょう。
痛みもしかりですが、かゆみと言うのは「ダメ!」と言っても大人ですら止めることはできないものです。そしてかゆいので結局、搔き壊してしまう(掻破)てしまい悪化するという悪循環のスパイラスに陥ります。
ここでは私の経験を基に子どものアレルギーの講習会に参加した時に聞いた医師のアドバイスを交えながら解説していきます。
赤ちゃんに起こるアレルギーとは、そもそも何ですか?
赤ちゃんのアレルギーでは、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、花粉症などが主に多く、その1つ1つの名前には聞き覚えがあるという方も多いと思います。
このアトピー性皮膚炎も食物アレルギーも気管支喘息も花粉症も、すべてアレルギー体質=アトピー素因が関係している。しかし、このことは以外にも知られていません。
完全に治療していただくには信頼のおける病院、医師のもとを訪れていただく事を、おすすめします。
しかしながら自宅のケアで防げることは多数あります。また、言い換えれば自宅でのケアを行わなければいくら病院で治療を行っても良い結果は期待できないと言い換えることもできます。
アレルギーの仕組みそしてアレルギーを軽減する方法、および対策グッズ等を組み合わせて正しい方法できちんと対処すれば、かなりの確率でアレルギーは軽減できるということがわかっています。
そして赤ちゃんが快適で健やかに過ごせるような、環境整備をしてあげることは親の大切な役目の1つだと思います。
赤ちゃんのアレルギーが起こる仕組み
アレルギーは、アトピー素因(アレルギー体質)を持つ人の体内にアレルゲンが侵入するとおこります。
普通は、体内に異物が侵入すると追い出そうとする反応が備わっていて体内で良い働きをするのですが、アトピー素因を持った人は普通なら悪い影響を与えないであろう卵や花粉などにも過剰に反応をして反対に体に悪い影響を与えてしまう。
身体に良い影響を与える反応のことを抗体と呼び、一方悪い影響を与えるアレルギー反応のことをアレルゲンと呼んでいます。
アトピー素因(アレルギー体質)の人の体内にダニやカビ、特定の食物などアレルギーを起こす原因であるアレルゲンが侵入するとアレルギーはおこるのです。
身体の中にアレルギーを持っている人の場合、その症状が鼻の粘膜に出れば花粉症、もしくはアレルギー性鼻炎、気道粘膜に出たのであれば喘息となり皮膚に出た人はアトピー性皮膚炎と呼ばれるのです。
引き起こす原因(アレルゲン)は一緒ですが、どこに侵入したのか、侵入場所(鼻・気道・皮膚)により呼ばれ方が変わるのです。
赤ちゃんがアトピー素因(アレルギー体質)を持つかどうかは、遺伝的な要素が強いと言われています。アレルギー体質の親から譲り受けてしまう遺伝です。
また、妊娠中のママがタバコを吸うと赤ちゃんにアレルギーが増加することは証明されているので妊婦さんは要注意です。
赤ちゃんによく見られる皮膚トラブル
赤ちゃんのアレルギーで多い、皮膚トラブルには色々な種類があります。
皮膚には本来、ばい菌や外部からの刺激物などの侵入を防ぐバリア機能があります。
しかし赤ちゃんの場合、大人よりも皮膚が薄いのです。そして大人よりもバリア機能も未熟です。
ですから汗をかいたり、衣類のチクチクなどのちょっとした刺激でトラブルを起こしがちです。
大人が考える「こんなことで?」という些細なことでもトラブルが起こりがちだということを覚えておきましょう。
赤ちゃんの新陳代謝は大人の約3.5倍、発汗は大人の約2倍と言われています。
汗をかきやすいうえ、便や尿で皮膚は汚れやすく、デリケートな皮膚であるためにトラブルも起きやすいのです。
赤ちゃんに良くみられる皮膚のトラブル | |
あせも | 汗腺が充分開いていない乳児は、汗が汗腺の出口に詰まってあせもを作ってしまう。 |
おむつかぶれ | 汚れたおむつを長時間付けていると湿気や便の成分でかぶれる。また、オムツの銘柄を変えると急にかぶれたりする子もいる。おしりが赤くなったり、ひどくなるとじくじくすることもある。 |
カンジタ皮膚炎 | おむつを当てている部分にカンジタ菌というカビが繁殖する。皮膚が赤くなりブツブツになり、ひどくなると膿を持つこともある。 |
乳児脂漏性湿疹 | 月齢の低い赤ちゃんの頭・眉毛などにフケの様な黄色っぽいものがつく。分厚いかさぶたの様になる赤ちゃんもいる。個人差があるが成長と共に自然になくなる。 |
かぶれ | 食べた後に口の周りが赤くかぶれる。 |
湿疹(乳児性湿疹) | よだれ、食べこぼし、汗などのちょっとした刺激で顔や体に赤い発疹が出る。 |
アトピー性皮膚炎 | 痒みの強い湿疹。繰り返し長引くのが特徴。親にアレルギーがあったり、症状がひどい場合は早く気が付くがそうでないと乳児性湿疹と区別がつきにくい。 |
ウイルス感染症による発疹 | 突発性発疹、手足口病、ヘルパンギーナ、水ぼうそうetc発疹の出る病気は多い。普通の風邪でも発疹が出るケースもある。 |
赤ちゃんのアレルギー|アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、痒みのある湿疹が慢性化してしまう、アトピー素因の強い子どもに多く見られます。
アトピー素因が強くアトピー性皮膚炎を持つ子は気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など様々な症状を合併して引き起こします。
また、痒みが強いのが特徴でひっかくと悪化するのでそうならないための防止策も必要です。原因は大きく分けて食物と環境因子の2つがあります。
アトピー性皮膚炎としての食物アレルゲンとして多いのは、卵、牛乳、そして小麦、大豆と続きます。
食物アレルゲンがある場合は、アレルギー検査によって原因となる食べ物を発見して取り除いていく。その場合は、医師と相談をして医師の指示の下でアレルゲン除去を行う必要があります。
環境因子に関しては、ハウスダスト、カビ、ダニこのようなものがあります。
昨今、食物アレルギーよりもむしろこちらの環境因子により引き起こされるアレルギー反応の方が実は、深刻でかつ、はるかに重要視されなくてはいけない問題となっています。
赤ちゃんのアレルギー|気管支喘息
アレルギー的要因 | 非アレルギー的要因 |
![]() ダニ・カビウイルス |
![]() タバコ |
![]() 猫・犬・ハムスター等の毛やフケ |
![]() 排気ガス・ホルムアルデヒド・窒素化合物など |
![]() 花粉 |
![]() 気象や気温の変化 |
喘息の原因はアレルギー的要因と非アレルギー的要因があります。
しかし、赤ちゃんの喘息の90~95%には何かしらのアレルギー的要因が関与していると言われています。そしてそのほとんどはダニがアレルゲンになっているとされています。
赤ちゃん、子どもの喘息の90%以上はダニなどの吸入アレルゲンによるアレルギーが原因の場合がほとんどなのです。
その他には、そば粉やそばがら、小麦粉などを吸って起こる場合もあり食物アレルギーを持っている場合はより注意が必要です。
食物アレルギーを疑ったら病院でアレルゲン検査をして各個人に適した指導を受けることが望ましいでしょう。
赤ちゃんのアレルギー|そのほかのアレルギー
アレルギー性鼻炎
鼻の粘膜でアレルギー反応が起き、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります。アレルゲンが鼻の粘膜の細胞を刺激しヒスタミンが放出されるために出てきます。この場合粘膜が腫れるため鼻づまりも起こします。
【原因】赤ちゃん、子どもの場合のアレルゲンはダニやハウスダストが多く見られます。しかし近年では花粉による場合も多くみられるようです。ダニが原因の場合はアレルギー反応で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりは一年中見られます。
花粉症
花粉がアレルゲンになりくしゃみ、鼻水、鼻づまりや眼の痒み、涙目、充血、喉の痒み、咳などが起こるのが花粉症です。
少し前までは大人に多く見られたのですが最近では幼いうちから起こる例も急増してきており、そのほとんどがアトピー素因を持つ子どもに多く見られます。
【原因】スギ・カモガヤ・ブタクサなどがメジャーですが花粉症を起こす花粉の種類は60種類以上あるとされています。(60種類の詳細は環境省の花粉カレンダーを参照願います。)
アレルギー性結膜炎
眼の結膜や角膜にアレルギーが起こり眼の充血や腫れ、痒みを起こします。アトピー素因を持つ子どもが起こしやすくアトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性鼻炎を併発していることが多いと言われています。
少し前までは小学生程度の子どもに見られることが多かったのですが近年ではより低年齢化している傾向が見受けられます。
【原因】眼は、直接角膜や結膜と言ったところが外気に触れるのでアレルゲンの侵入がたやすいという特徴があります。アレルゲンは他のアレルギーの原因と同様ダニハウスダスト、ペットの毛、フケ、花粉等 空中に浮遊している多くの物が原因としてあげられます。
赤ちゃんのアレルギー|家庭でできる5つの対策
赤ちゃんのアレルギーには色々な種類があるということがお分かりいただけたかと思いますが、よくご覧いただくと気づくことがあるかと思います。
そう、どのアレルギーにも共通のワードがあるということです。
それがダニ・カビ・ハウスダストです。
ダニ・カビ・ハウスダストの対策をしっかりしていただくということは、お家の中が綺麗になるということだけではなく、赤ちゃんのアレルギーのほとんどを軽減できるということにつながります。
アトピー性皮膚炎の赤ちゃん、子どものアレルゲンにはダニ、カビ、ハウスダスト、花粉、犬猫のペットの毛等があります。また、赤ちゃん、子どもの喘息のアレルゲンはダニが圧倒的に多いのが特徴です。
このことからも赤ちゃんのいる家庭ではしっかりとしたダニ対策が大切になってくるということがおわかりいただけると思います。
ダニは、畳、絨毯、寝具、カーテン、ぬいぐるみ、ソファ等どこにでもいる可能性があります。カビはダニの餌になるのでカビが多いとダニの発生にもつながるのでこの2つは同時に対策する必要があります。
室温は20度以下、湿度は50%以下になっていますか?
カビは、高温(20~28度)で多湿(65%以上)を好みます。
カビ対策とダニ対策には共通の対策が必要になります。
- 窓を開けて換気する。
- 部屋の中に洗濯物は干さない。
- 調理中は必ず窓を開け換気する。
- お風呂の後は風呂釜のお湯は捨て周りの壁を軽くふいて水分を残さない。
まず、1台温湿度計を用意し、温度と湿度をいつでも目で見て管理できるようにしましょう。
購入時のポイントは、ひと目で温度と湿度が分りやすく見やすい、壁に掛けたりもできどんな部屋でも使u事が可能などという点でしょうか。
使ってみると気がつきますが温度や湿度は気をつけておかないと見落としがちで以外と盲点だと言うことです。
夏季の暑さは室内でも注意が必要な昨今、このようなタイプの温度湿度計が1台常備されていても良いのではないでしょうか。
部屋の中は風通し良く、掃除がしやすい状態ですか?
フローリングが一番掃除しやすく最適です。絨毯はダニの住処になるので避けた方が良いでしょう。
しかし、赤ちゃんが歩き出したりするとフローリングの床では滑って転倒の危険もあり不安、またフローリングで直接オムツ替えしたり、着替えさせたりするのは少し抵抗がありますね。
そこで、赤ちゃんの行動する範囲にのみ「赤ちゃんマット」を敷くのがお勧めです。ノンホルムアルデヒドで安心な赤ちゃんマットに関しては別ページにて詳しく説明しておりますのでそちらをご参考下さい。
掃除はこまめに行う、これは鉄則です。
タレントの松居一代さんと言う方がいらっしゃいますが彼女の息子さんがやはり幼い頃、重度のアレルギー(アトピー性皮膚炎)だったそうです。
その頃から松居一代さんは朝晩こまめに部屋の隅々まで掃除する習慣になって、その当時の掃除のアイデアでいろいろな掃除道具を発売して次々と大ヒットを飛ばしたという話をテレビのトーク番組でなさっていたことがありました。
松居さんもお話しされていましたが何よりも掃除が一番大事だそうです。部屋の掃除はカーテンも忘れずに、布製のソファーなどがあるようでしたら必ず掃除機をかけましょう。
掃除機をかけた後、専用のクリーナーで再度細かい部分を念入りに掃除するとより効果的です。
通常、市販品は掃除機のヘッド部分を交換して、掃除機を使って使用するものが多いのですが、こちらのクリーナーは充電式でどこにでも持ち運びができ手軽に掃除したいものに使用できるという所が特徴です。
赤ちゃんが使用する布団、ソファ、カーテンぐらいでしたらわざわざ掃除機を持ってきてヘッドを取り換えて掃除し直すより簡単に出来て便利です。
丁寧な掃除をしていますか?
掃除機は、どうやってかけていますか?
ダイソンの掃除機の販売員の方がテレビで話していた事なのですが「掃除機は1㎡20秒かけて掃除機をかけましょう。」と言っていました。
簡単に言ってしまえばゆっくりと掃除機をかけましょうということです。
もちろん掃除機のゴミの処理もこまめに行うことが大切です。
掃除機の紙パックもできるのならマメに交換する方が安心でしょう。
サイクロン式の掃除機であればフィルターを清潔に保つ等、掃除機周辺の清潔にも気を配ります。
また、見落としがちですがエアコンのフィルターは定期的に洗うようにしましょう。フィルターが汚れていると埃や汚れを部屋に拡散することになりますので気を付けましょう。
どんなに掃除をしても100% 部屋の中に浮遊するハウスダスト(ダニの死骸、カビ菌、埃)を除去することは難しいでしょう。
なるべくクリーンな部屋をキープするには赤ちゃんが長い時間過ごすであろう寝室とリビングなどには空気清浄装置を置くことが望ましいです。
“マスククリーン MC-VII 空気消臭除菌装置”は、光触媒でニオイとウィルスを除菌消臭できる優れものです。
環境設備プラント工業製品を設計製造している日本の老舗メーカー(株式会社フジコー)の商品です。そのメーカーが光触媒を利用して開発、製造したのが”マスククリーン MC-VII 空気消臭除菌装置”となります。
意外とコンパクトな設計で置き場所を選ばないので赤ちゃんの寝室に置くという使い方がオススメできるかと思います。
特殊なフィルターを採用することにより空気中に浮遊しているウイルス・菌・カビを素早く除去できるが特徴の良品です。日本アトピー協会の推奨品にもなっており安心してお使いいただけます。
こちらもリビングなどオススメの大容量で空気清浄できるタイプの”空気除菌脱臭器 「グリーンメイト」”がお薦めです。
こちらも”マスククリーン MC-VII 空気消臭除菌装置”と同様ニオイとウィルスを除菌消臭できる商品です。
グリーンメイトは、もともと業務用として誕生した商品で純正オゾンと紫外線の力で空気中の浮遊菌やウイルスを除菌する仕組みとなっています。
その業務用を家庭でも手軽に使用できるようにと高さ21.4㎝、幅9.8㎝、奥行7.2㎝と大変コンパクトに作られた超小型高性能空気除菌脱臭器になります。
業務用としては病院、ホテル、介護施設、などへ導入実績があり信頼できる商品です。
リビングには、空気除菌脱臭器 「グリーンメイト」を使用し、赤ちゃんの寝室には、空気消臭除菌装置「マスククリーン MC-VII」と使い分けをするのも良いかもしれません。
室内の環境を整えて赤ちゃんにとって少しでもアレルギーの原因になるものを取り除いてあげられたらうれしいですよね。
寝具のダニ対策はできていますか?
高級で使いやすそうでとても良いものなのですが、羊毛や羽毛の布団はダニの餌になる微生物がが集まりやすいので避けた方が賢明です。
予算が許すのであれば防ダニ布団はお勧めです。縦糸も横糸も隙間なく詰めて織られた高密度の繊維で作られた布団は、ダニの幼虫も、10ミクロン(1000ミクロン=1ミリ)の糞も繊維を通過できないと言われています。
値段は少々お高いですが、防ダニ効果では、お買い上げいただいた多くのお客様から「もう、悩まなくなった。」など感謝のお声を数々頂いている商品になりますので自信をもってお薦めできる商品です。
もちろん防ダニ布団は、赤ちゃんのアレルギーには本当に効果を発揮するのですが、普通の子供用布団でも代替えは可能と考えます。
毎日布団を干して掃除機をかけることを習慣にしていただければ防ダニ布団でなくとも効果があると考えています。
赤ちゃんの新陳代謝は大人の約3.5倍、発汗は大人の約2倍と言うことは、”赤ちゃんのアレルギーが起こる仕組み”の部分でお話ししました。
赤ちゃんは冬でもちょっと厚手の上掛け布団をかけて寝たりすると大量の汗をかいたりしています。
赤ちゃんは一年中「汗っかきさん」であると思ってください。ですから洗えることは大切です。
手軽に洗える子供用布団をできれば2セット用意して洗い替えで交換しながら使えるとベストです。
雨の日や冬の天気の悪い日などはお風呂場で除湿乾燥機などを利用して乾かして使用すること良いでしょう。
例えば、布団乾燥もできて、天気の悪い日に洗濯物も乾かせる手軽な布団乾燥機があるととても便利です。私も使用していてとても重宝しています。
そして、それだけでは不十分ですので、専用のダニ取りマットやシートを併用しましょう。
”やさしいダニ取りシートPREMIUM”は、誘引剤が通常商品の2倍の量が含まれている優れものです。3ヶ月使用できる使い捨てのシートになります。
布団の洗濯と天日干しだけでは不十分なダニ対策にこの”やさしいダニ取りシートPREMIUM”をプラスすることで赤ちゃんを布団に寄って来るダニから守ることができます。
安心の日本製で日本アトピー協会の推奨品でもあります。布団の下にサッと敷いて交換時期が来たら新しいのに取り換えるだけの手軽さなので防ダニ布団を新しく買い揃えるのはちょっと躊躇するという方にはぜひお試しいただきたい商品です。
その他の対策、忘れていませんか?
ぬいぐるみは、ダニが入り込みやすく最も危険なものの1つでもあります。
赤ちゃんはなんでも口の中に入れるので注意が必要です。丸洗いができる、防ダニ加工が施してあるなどでない限り購入しない方が良いでしょう。
防ダニ加工が施してある安全な玩具も販売されていますのでこのような物を選ぶのも良策です。
猫や犬、ハムスター、モルモット、等のペット類には毛があり、この毛がアレルゲンの原因になることがあります。飼わないことがベストです。すでに飼っており手放せない場合はブラッシング、シャンプーをしっかりと行い室内ではなく室外で飼うようにしましょう。
タバコの影響に関しては、ご存知のように喫煙には能動喫煙と受動喫煙の2つがあります。
タバコの煙の中に含まれるニコチン、タール、一酸化炭素と言った有害物質は受動喫煙による副流煙に多いということは良く知られたことです。
つまり赤ちゃんたちが吸ってしまう煙に多く含まれているということです。そしてこれらの物質はアレルギーを強める働きがあると言われています。
風邪など呼吸器感染を悪化させたり、喘息の発作の誘因になると言われています。
アトピー素因のある赤ちゃんは喘息を起こすリスクが高いので家庭内での禁煙は必須だと考えましょう。
タバコを吸っている本人にも悪影響を及ぼしますので赤ちゃんが生まれたら家族で禁煙と言うのが望ましいでしょう。
それでどうしても禁煙できない、というのなら喫煙場所を決め、できる限り子供の近くですわないことが重要です。
赤ちゃんのアレルギー知っておきたいポインと家庭でできる対策|まとめ
赤ちゃんのアレルギーで知っておいていただきたいことをざっとお話ししてまいりました。ここで再度ポイントを確認していきたいと思います。
赤ちゃんのアレルギーが起こる仕組みは、アトピー素因(アレルギー体質)の人の体内にダニやカビ、特定の食物などアレルギーを起こす原因であるアレルゲンが侵入するとアレルギーはおこる。
身体の中にアレルギーを持っている人の場合、その症状が鼻の粘膜に出れば花粉症、もしくはアレルギー性鼻炎、気道粘膜に出たのであれば喘息となり皮膚に出た人はアトピー性皮膚炎と呼ばれる。
引き起こす原因(アレルゲン)は一緒だがアレルゲンがどこに侵入したか、により呼ばれ方が変わる。
赤ちゃんに多いアレルギーには、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー性結膜炎、食物アレルギーなどが見られる、そしてその原因の多くがダニ・カビなどの吸入アレルゲンにより起こり、アレルギー原因の90%以上である。
赤ちゃんのアレルギーの原因になる吸入アレルゲンを家庭で防ぐには、7つの対策をすることが望ましい。
- 室温を20度以下、湿度を50%以下に保つ。
- 部屋の中の風通しを良くして掃除がしやすい状態を保つ。
- こまめな掃除で清潔に保つ。
- 寝具に注意を払い防ダニ用寝具もしくは、ダニ対策用品を施す。
- ぬいぐるみは洗濯して干せるものか、防ダニ加工がしてあるもの以外購入しない。
- ペットは飼わない。
- 家庭内における禁煙を徹底する。
いかがでしょうか、赤ちゃんのアレルギーでお困りの方々のお役に少しでも立てたでしょうか。私が紹介したことは、色々ある対策の中のほんの一部かと思いますが参考になったのでしたら幸いです。
赤ちゃんは、自分では何もできない弱い存在です。ママやパパが気を配り健やかに育って行けるよう見守ってあげて欲しい、そんな願いを込めながら書き上げました。
そしてそんなママやパパのお役に少しでも立てたのなら、また、解決策の切り口が少しでも見つかったのならば嬉しく思います。
赤ちゃんのかわいい寝顔がいつまでも続きますように、赤ちゃんが少しでもストレスフリーな生活ができますようと願っております。
◆赤ちゃんが生まれたらこれだけは揃えたい!も合わせてお読み下さい◆
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