こんにちは管理人の遠藤です。(@owner_shopendo)
コロナウィルスが蔓延して、学校が休校で子ども達が自宅で過ごす時間が増えてきています。
公園への外出もままならない、公共施設である映画館や図書館も閉鎖されている。そんな中でTVやゲームも良いのですが時間がある、そんな時だからこそ子ども達にぜひ読んでいただきたい本をご紹介します。
YouTubeの読み聞かせを見せたり、アニメを見せておくのもいいのですが、それらと本との違いは明らかで「脳科学」の観点からもその違いが専門的に証明されています。
絵本を読むことで得られる良いこと
- 言葉と絵とが一体となっているため内容がとても理解しやすい。
- 本を通してたくさんの経験に触れることができる。
- たくさんの感情を感じ取り心の発達の手助けになる。
- ストーリーの主人公になって無意識の中に多くの成功体験を育ててくれる。
今、この困惑した社会の中で先行きが不安なのは大人だけではありません。
将来、子どもたちが人生でたくさんの大きな壁にぶつかった時、子どものころに読んだ「絵本の成功体験」が心の支えになり本の中の主人公のように苦難を乗り越え努力したり、希望を失わず前進していける力を育ててあげられるかは何よりも経験にほかなりません。
絵本を読むことで少しでも子ども達にそんな「経験」をさせてあげられたのなら嬉しいのではないでしょうか。
コロナウィルスの様な恐ろしい感染病から子供を守ってあげることと同時に、子どもたちの心の成長に大きな力を与えてあげることもまた、親の役目かもしれません。
ここでは、そんな子供たちにぜひ飛んでほしい絵本をいくつかご紹介していきます。大人が改めて読み返してもきっと心が豊かになるそんな絵本ばかりです。ぜひ参考にしてください。
就学前の幼児におすすめの絵本
テレビや動画で子どもの時間をキープしている保護者の方々には、ぜひ絵本の読み聞かせをしてもらいたいです。
読み聞かせをしているとわかりますが、子ども達って好きな絵本は何度でも繰り返し見たり、読んでもらいたいといってきます。
この時期の子ども達には、ぜひ同じ本でも興味があるのであれば何度でも読み聞かせしてあげて欲しいです。
ドアをあけたら :しまだ ともみ
子ども達が夢中になる絵本の要素の中の一つは、「ワクワク感」です。
この本は、そんなワクワク感が満載の絵本です。小学生のお兄さん、お姉さんでも一緒に楽しめる絵本となります。
いろいろバス :tupera tupera
子ども達って電車や車「乗り物」が大好きだって知っていましたか?この本はそんな子ども達がもう一回読んでほしいとおねだりする、リクエスト絵本の一つです。
ママも一緒に絵本の世界に浸ってみるのもいいのでは・・・
あおくんときいろちゃん:レオ・レオーニ
読み継がれてくる絵本には、やはりそれなりの意味があるということがとても良くわかる作品の一つです。
シンプルなストーリーの中に心温まる感動が織り込まれ、小さな子ども達にもよくわかるおススメの絵本です。
そらまめくんのベッド :なかや みわ
おおきなかぶ:A.トルストイ
この本も、読み継がれてきている名作です。
一人から二人、二人から三人、一人ではできないこともみんなで力を合わせることでできるということを「うんとこしょ、どっこいしょ」というリズミカルな掛け声とともに楽しく描いた絵本です。
小学生におススメの絵本
物の善悪、社会の秩序、考えることの基礎ができてくるこの時期に触れておいてほしい絵本がたくさんあります。
実際の経験でなくとも、絵本からいろいろな経験を学ぶことは、その後の人生に大きな影響を与えてくれることでしょう。
10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉: 岩村 太郎
子ども達って、大人が考えている以上にいろいろなことを見ています。そしていろいろなことを考えているものです。
多くのことを経験し吸収していく成長期の子ども達の世界に渦巻く、「なぜ?「何?」」を挿絵付きでわかりやすく解説してくれている良書。
100万回生きたねこ :佐野 洋子
こんとあき:林 明子
なまえのないねこ:竹下文子
ちょっぴり悲しいストーリー、でも感じることがいっぱいできるそんなお話。
連日子どもの「ご飯づくり」に奮闘しているママ達も、ぜひ子どもと一緒に絵本タイムをつくり一緒に読んでみてほしい。
本当に大切で、本当に欲しいものって何なのだろうということを考えさせてくれる良書。
大きな木:シェル・シルヴァスタイン
この本、大人が読み返すと「親の無償の愛」を感じます。子供が読むとどうなのだろう・・・
「与えられること」への感謝と、「何かを望むこと」のない愛情の大切さを感じてほしいです。
中学生におススメの絵本
中学生には少し重いテーマの本もこの時期読んでみてもらいたいです。
こんな時期だからこそ命とは、本当に大切なものとは、そんなことをもう一度改めて考えるいい機会かもしれません。
中学生向けなので絵本以外の本も紹介しています。
窓を広げて考えよう:下村健一
物事の本質は、伝えれれていることがすべてと思いがちですが自分の目で見て、調べて、一つの角度からではなく多角的な「眼」を持つことが大切。
こんな角度でものを考えてみてはいかが?ということを絵本でわかりやすく解説してくれているものになります。
子どもだけでなく大人にもぜひ、この機会に読んでほしいおすすめの一冊になります。
女川一中生の句 あの日から:小野智美(編)
注文をまちがえる料理店:小国士朗
中学生の皆さん、「まちがえる」ことに恐怖を感じていませんか?
これはダメ、あれはダメ、人生を生きていくときにいろいろなものに縛られて窮屈に感じることがあるかもしれません。
まちがえたら学習し、もう一度そこをやり直せばいいのです。まちがえちゃっても「まぁいいか」と思うことも大切。
そして人に対してもそういう寛大な温かい心で接したい。こんなことを感じさせてくれる本です。
二十一世紀に生きる君たちへ:司馬 遼太郎
重版されておらず、新版がなく中古本となるのが少し残念です。
しかし、名作家の司馬遼太郎さんが子ども達のために書き下ろした唯一の本です。コロナウィルスが蔓延し僕たち、私たちこの先どうなるのだろう・・・
そんな混沌とした時代を生きていかなければいけない子ども達に語りかける心のメッセージです。
君たちはどう生きるか:吉野源三郎
この本は、少し前に流行った漫画本の原書になります。中学生なら漫画ではなくこの機会に原書をぜひ読んでいただきたい。
戦前のはなしなので現代に置き換えると少しピンと来ないところもあるかもしれません。
けれど世の中では「ココロナウィルス」を見えない敵として戦争に例えたりしています。
そんな少し騒がしい時だからこそ、家の中にいなくてはいけないこの時期にこそ読んでみてほしい一冊です。
「生きるということ」「考えるということ」「感じるということ」は何かを問いかけてくれる良書です。
まとめ
自宅にいて、何をやっていいのかわからなくなってしまったら絵本を読んでみませんか?
絵本は、知らない経験を自分に与えてくれて、心を豊かにしてくれるものでもあります。
この時期に、子どもだけでなくぜひ大人の皆様にも絵本を楽しむことをおすすめいたします。
◆休校で学習に不安がある保護者の方におススメ!の記事◆
休校で子どもの勉強に不安がある方はぜひ「オンライン学習」をこのタイミングで初めて見るのもおススメです。
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