こんにちは管理人の遠藤です。(@owner_shopendo)
「ホットシャワー5」の記事を書いている私の所に先日、メールで問い合わせがありました。
メールを下さったのは5才になる男の子がいらっしゃるお母様で、息子さんに軽い喘息の症状があるとの事。
紹介している「ホットシャワー5」が喘息の治療にも使用できるのか、という問い合わせでした。
ホットシャワー5と喘息|ホットシャワー5は、喘息(ぜんそく)の症状に効果がありますか?

風邪、インフルエンザ、花粉の予防にホットシャワー5が活躍する。
頂いたメールの内容を細かくご紹介することは割愛させて頂きますが、文面からお困りの様子が伺え私も心が痛みました。
結論から申し上げると「ホットシャワー5」は、喘息治療に使われる「ネブライザー吸入器」とは仕様が異なります。
喘息治療に使用される「ネブライザー吸入器」はステロイド剤等の薬品を用いてネブライザーで吸入し治療するものです。
一方「ホットシャワー5」は、生理食塩水を用いて43℃の細かい霧状のミストを噴射しうがいなどでは届かない鼻・喉の奥をを潤しながら細菌やウィルスを排出するという機能の商品となっています。
使い方は簡単な動画がありました。こんな感じです。
ですから、喉を酷使する様な職業の方が「喉の調子が悪い」「声がでづらい」等というときの予防として使用しているという事例はたくさんあります。
喘息の治療としてではなく、症状がひどくならないための予防措置として活用していただくには最適の商品ということになります。
ホットシャワーと喘息(ぜんそく)|喘息(ぜんそく)とは、どんな病気?
1通の問い合わせから、今まであまりなじみのなかった「喘息」について少し詳しく知りたい、と思うようになり、私なりに調べてみることにしました。
喘息がある人の喉の気道は、日常、症状が出ていない時でも常に炎症を起こしているのだそうです。 また、健康な人に比べ気道が狭く、空気の通りが悪くなっている。
炎症が起こってしまった気道はとても敏感になっているので少しの刺激(ホコリ、たばこ、そしてストレス)などからでも 発作が起きてしまうんだそうです。
問い合わせのお客様の息子さんも、夜中に咳き込んでとても辛そうだということでした。
ホットシャワーと喘息(ぜんそく)|喘息(ぜんそく)の症状
喘息の主な症状は、咳や痰、息苦しさ、呼吸時のゼーゼー・ヒューヒュー(喘鳴)があります。
- 息苦しい
- 咳がとまらない
- 痰が多く絡む
- 呼吸時にゼーゼー・ヒューヒューいう音(喘鳴)
- 運動すると息苦しい
- 夜間や早朝に咳や喘鳴が出る
- 咳などで夜間目がさめる
症状は1日の時間帯では、夜間や早朝に起こりやすいと言われているそうです。
また、季節の変わり目、気温差の激しい時、疲れているとき風邪をひいた時、症状を引き起こす様々な物質を吸い込んだ時など気をつけねばならないことがとても多い病気です。
喘息は、風邪が長引いたり、咳が止まらないといった時に気が付くと喘息へと移行してしまうという側面もあります。
そのようなことにならないための予防的措置としてはホットシャワーは最適とも言い換えることが出来ます。
普通の吸入器だと水だけのものが多いので使用中にむせて苦しくなったりします。
しかし、ホットシャワーは、人間の体液の浸透圧と同じ濃度の生理食塩水(生理食塩水:濃度0.9%の食塩水)が使えるのでむせることなく自然に使うことが出来るという利点があります。
お子様などが使用するには、とても使いやすい商品でもあるということもいえます。「鼻うがい」を行なったことがある方なら感覚的におわかりになるかもしれません・・・
鼻うがいにも食塩水を使用しますよね、あの鼻うがい水道水で行なうと、とてもじゃないけど出来ません、つまりホットシャワーはとても使いやすいという事です。
ホットシャワーと喘息(ぜんそく)|喘息(ぜんそく)は、なぜ起こるのか
気道の炎症が原因です。
肺への空気の通り道である気道は、健康な人はなめらかで大きく開かれている状態。
しかし、喘息を患っている人の気道は、常に炎症が起こっているためとても狭くなっています。
また、炎症を起こしている気道は、少しの刺激に対しても敏感になっているため、正常な気道の人なら何でもないほんのわずかな刺激すら反応して咳をしたり、息苦しくなってしまうとの事です。
ホットシャワーと喘息(ぜんそく)|喘息(ぜんそく)の症状は、いつ起こるのか
喘息の症状には、変動性があります。
喘息は、変動性がある病気だと言われており、1日の中で、あるいは1年の中でも症状がひどくなるときと落ち着くときがあります。
これには、症状のきっかけとなる刺激の原因が常に一定ではなく、一日通して、また季節によって多くなったり、少なくなったりするためだと言われています。
ホットシャワーと喘息(ぜんそく)|喘息(ぜんそく)の症状のきっかけとは?
ダニ、カビなどのアレルゲンやタバコの煙、風邪など原因物質は1つではなく様々です。症状のきっかけとなるものには、アレルゲンとそれ以外のものがあります。
子どものアレルギーに関しては別ページの赤ちゃんのアレルギー|知っておきたいポインと家庭でできる7つの対策で詳しく紹介しておりますので参考にしてください。
アレルゲンとは、アレルギー反応を起こす原因となる物質のことで、ダニ・カビなどがあります。アレルゲン以外としては、タバコの煙や風邪が代表的です。
症状を引き起こす物質は人によってさまざまで、1つではなく、いくつかの原因物質が組み合わさって起こることもあります。喘息の症状を予防するにはこれらの刺激をなるべく取り除いていくことが大切となってきます。
症状を引き起こす主な原因物質 | ||
アレルゲン | アレルゲン以外 | |
●ダニ ●カビ ●花粉 ●ハウスダスト ●ペット |
●風邪 ●タバコの煙 ●薬(解熱剤、鎮痛剤) ●ストレス・過労 ●運動 |
●天候(気温の変化、台風など) ●汚れた空気(排気ガスなど) ●アルコール |
特に、ダニ・カビなどの対策は家庭内でも意識して行えば防げるこどなので積極的にダニ・カビ対策は行いましょう。
ホットシャワーと喘息(ぜんそく)|喘息(ぜんそく)は、季節の変わり目が要注意です。
急激な気温低下、台風などによる気候の大きな変化が喘息の症状に影響を与えると言われています。夏の間はコントロールできていた喘息も秋の冷え込みで急に症状の悪化が現れることも少なくないそうです。
9月(September) : 秋雨や台風など不安定な気候が多い9月 天気の変化に用心しましょう!
秋雨前線や台風の影響などで雨の日が多くなる9月。秋雨前線とは夏から秋へと季節が移り替わる時期に日本付近に停滞し長雨をもたらす前線のことです。
この前線に台風が近づくと大雨になることもあります。喘息の発作はこのような秋雨の頃や台風の通過時に起こることが多いと言われており、特に前日との気温や湿度の差は症状を悪化させる要因であるという報告もあるそうです。
天気予報をこまめにチェックし、天気の悪い日は外出を控えるように心がけることも重要です。
10月(October):スポーツの秋10月 運動時の用心が大切です!
爽やかな日が多くなる10月。快適な陽気に誘われ、野外での運動を楽しむ機会も増えます。しかし、運動も実は喘息発作の要因となることがあり注意が必要です。
運動による喘息発作は、冷たく乾燥した空気をたくさん吸い込むことで起こりやすくなると言われています。
冬場はもちろんですが、運動をすることが多くなる時期にも要注意です。暖かい時間に運動をする、また、事前に準備運動などをしてしっかりと身体を温めてから始めるなどのこまめな対策も意識して行うようにしましょう。
11月(November):気温差が大きくなる11月 気温差への注意と感染症対策がカギ!
季節の変わり目となるこの時期は、低気圧と高気圧が交互におとづれ、数日ごとに天気が大きく変わります。
こうした気象の変化のうち気温の変化が喘息発作には最も関係が深いとされています。前日より3℃以上気温が下がった日は、外出時に冷気を吸い込まないようマスクをするなどの対策が大切です。
また、風邪などのウィルス感染は、喘息を悪化させますので気を付けなければいけません。特にインフルエンザは全身の症状が強く、かかってしまうと症状が重くなりがちなので予防のためにもワクチン接種をお勧めします。
ホットシャワー5と喘息(ぜんそく)|まとめ
最初にご説明した通り、ホットシャワー5は、喘息治療の一環としてお使いいただく商品ではありません。
しかし、風邪やインフルエンザがはやる時期の予防対策として、また、花粉の時期の予防としての効果は,ご購入いただいた多くのお客様より実績頂いている商品となります。
喘息の治療としてではなく、症状がひどくならないための予防措置として活用していただくには最適の商品ではないかと自信を持ってお勧めしております。
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