ロコモティブ・シンドローム|下半身が衰える危険な兆候

健康生活

こんにちは管理人の遠藤です。(@owner_shopendo

今日は人として生まれて終焉の章に差し掛かった時どう生きていたいか、元気で自立していられるのか・・・そんなお話を少ししていきたいと思います。

人は老いというものを避けることができません。おギャーと生まれて70年~80年の暮らしの中で当然のごとくやってくる体の衰え。

衰えは、急にやってくるものではなくゆっくりとなだらかにやってきます。その速度がとても静かにやってくるため気が付かないうちに歩けなくなっているということが往々にして出てきてしまうようです。

しかし誰もが歩けなくなるわけではありません。2017年にお亡くなりになられた聖路加国際病院の名誉院長だった日野原重明さんなどの様に100歳を過ぎても現役で、自分の足でしっかりと歩くことができる方もいらっしゃいます。

日野原先生が生前、とにかく下半身強化をする、日常に運動を取り入れ第一に重要なことは「歩く」を実行する事。歩けて自立した高齢者であれ。という事をお話しされていました。

下半身の衰えはロコモティブ・シンドロームの危険な兆候

さて、皆さんは自分がどのくらい衰えがあるのか、自覚しているでしょうか?

次のチェック項目は、高齢になるとおこりやすくなる行動パターンです。気になる項目はないか確認してみましょう。

  •  転倒歴(若い頃にはしなかったような転倒をした経験がある。)
  •  つまづきやすくなった。
  •  向きを変える時にふらつきやすくなった。
  •  立ち上がる時に手を使う。
  •  歩く時に何かを持とうとする。
  •  すり足で歩く。
  •  歩幅が狭い。

思い当たる項目はあったでしょうか?この様な兆候がいくつか同時に見られるようになったら危険度ありと自覚し、歩けるうちに筋力、体力の維持に努めることが大切です。

皆さんが高齢になってから一番怖いと感じているのがの「転倒」による骨折ではないでしょうか。

転倒は、寝たきりになる入り口と言っても言い過ぎではないくらい怖いものです。

そして私たちの暮らしの中で、若い時には気が付なかった転倒リスクというものが沢山あります。身近な転倒リスクを以下にあげます。

  • 下半身の筋力低下
  • バランス力の低下
  • 腰曲がり
  • 足底の感覚障害
  • 認知障害
  • 視力障害
  • 不十分な照明
  • 滑りやすい床
  • コードやつまづきやすい段差、滑りやすいマット

思い当たる点はありましたでしょうか、身の回りにこのようなリスクがあるのであれば何らかの対応が望ましいでしょう。

それぞれどのような対応が望ましいかは後ほど触れていきましょう。

ロコモティブ・シンドロームという言葉をご存知ですか?

次に皆さんは、ロコモティブ・シンドロームという言葉をご存知でしょうか?

ロコモティブとは英語で「運動の」という意味です。シンドロームとは「症候群」という意味です。「運動器症候群」日本語ではそう呼ばれています。略してロコモと短く呼ばれる場合もあります。

では、少し難しくなりますが運動器とは何でしょうか。 それは、骨、関節、靭帯、脊椎、筋肉、腱、神経(中枢神経及び末梢神経も含む)などの体を支えたり動かしたりする器官のことです。

いわゆるロコモティブ・シンドローム(ロコモ)とは前述した運動器の障害や運動不足によって介護や介助が必要になっていたり、そうなったりする危険性が高い状態のことを言います。

言い換えると足腰が弱って歩行に支障が出始めた時、寝たきりの生活に片足を1歩踏み入れ始めた状態とも言い換えられるでしょう。

そして、ロコモになる大きな要因には、次の3つあると言われています。

  1. 運動器の疾患(例えば、変形性膝関節症、骨粗しょう症、脚や背骨の骨折など)
  2. バランス能力の低下
  3. 筋力の低下

これらのことに気をつけることがロコモティブ・シンドローム(ロコモ)対策の第一歩といえるでしょう。

ロコモティブ・シンドローム|簡単チェック7項目

では、次にロコモティブ・シンドローム(ロコモ)であるかどうかを簡単に判断するチェック項目があります。

日本整形外科学公式「ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト」チェック表があります。ぜひ試してみて下さい。

片足で靴下がはけないとか、家の中でつまづいたり、滑ったりする等7つの項目からチェックする事が出来る「ロコチェック」という物があります。試してみましょう!

いかがでしょう、この七つの項目のうち一つでも当てはまるものがあればロコモティブ・シンドローム(ロコモ)です。

当てはまるものが多ければ多いほど危険度も上がります。

ロコモティブ・シンドローム|ロコモ25

また、もう少し細かく「運動器疾患と日常生活での困難さについての調査」ということで「ロコモ25」というチェックリストがあります。

続いて、「ロコモティブ・シンドローム|ロコモ25」のチェックも行ってみましょう。

運動器疾患と日常生活での困難さに関してのチェックが細かく別れてより詳しくチェックできるようにいなっています。

ロコモ25|この1ヶ月のからだの痛みに関してのチェック

4パターンに分かれて、首や肩腕などの痛みが脚、太もも、ふくらはぎなどの痛みなどのチェック項目です。

ロコモ25|この1ヶ月の普段の生活に関してのチェック

21パターンに細かく分けたチェック項目で普段の生活の中からチェックしていきます。ズボンの脱ぎ履きやトイレでの用足しの困難の程度、お風呂で体を洗うのはどうか、階段の上り下りなどチェックすることで、どの程度の転倒リスクが高いかやロコモ予備軍可などがわかるようになっています。

皆様はいかがでしたでしょうか?

健康な老後を送るために日々の生活で気をつけたいこと

誰もが願う、健康な日々ですがそれは日々の生活の積み重ねから得られる物でもあります。

前述した故日野原重明先生のご著書「ササッとわかる「長生き人生」の優先順位 」でも解説されていますが「運動・休息」「食事」「頭・行動」だとお話しされています。

・歩くことを心がけ生活の中の動作で筋肉を使うことを意識する。

・食べる量を減らし、かむ回数を増やす。

・結果を気にする事なく新しい事への挑戦、具体的な目標を持つようにする。

詳しく知りたい方は、先生のご著書「ササッとわかる「長生き人生」の優先順位」をぜひ、ご覧頂下さい。

また、病気を未然に防ぐといった意味では、「遺伝子検査」というのもとても役に立つといわれています。

MYCODE遺伝子検査」といって、自分の唾液をとって検査することでで、最大280の病気と体質の遺伝的傾向がわかるという遺伝子検査キットになります。

遺伝子検査サービス「MYCODE」

自分が遺伝的にかかりやすい病気を知っておくことで日々の生活の中での注意点が明確になるということで現在とても人気のある検査になります。

自分が遺伝的にかかりやすい病気を知っておくことで日々の生活の中での注意点が明確になるということで現在とても人気のある検査になります。

遺伝子検査サービス「MYCODE」 は、(株)DeNAライフサイエンスという会社が東京大学医科学研究所との共同研究により科学的根拠で解析結果を提供すると供に情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格の認証を取得しており、安全性と安心性そして信頼性の高い検査になります。

このような検査で自分の体をチェックし、知っておくことも長生きの秘訣になるのかも知れません。

まとめ

ここまで、下半身が衰える危険な兆候であるロコモティブ・シンドロームに関して、どのようなことが原因で起こるのか、どのような症状が特徴なのかセルフチェック項目なども合せてご紹介して参りました。

また、故日野原重明先生の長生きの秘訣をご著書の中よりいくつかご紹介したのと同時に自分がかかりやすい病気を事前に確かめそれらを日々の生活の中で注意しながら未然に防げるという遺伝子検査サービス「MYCODE」 についてもお話しいたしました。

皆様の人生が健康で楽しい毎日として過ごせるお手伝いが出来たのなら幸いです。

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